2008年11月11日火曜日

転記(posting)について

 名著の定義はやはり奥深く「財務会計概論第九版」の転記の定義は「転記とは取引発生順のデータベースを取引によって影響を受ける項目別のデータベースに組み替える作業」としている。
 短い定義だが、仕訳帳は確かに日々の取引を発生順に記録・計算・整理しているが、転記そのものは特殊仕訳帳から合計転記されるケースも含めると必ずしも取引発生順のデータベースにはならない。しかし金額そのものはその会計期間に発生した取引の記録のうち「項目別に再編成したデータベース」になっているわけで、個別転記のみならず合計転記も包含した奥深い定義である。

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